オラクルカードリーディングは直感重視なので、いかに直感を研ぎ澄ますかが重要です。
直感磨きは、身体感覚を研ぎ澄ますことなので、そのいくつかの方法を自分の体験をふまえて紹介します。
先ずは、身体感覚のみならず思考回路まで変えるのに効率的なフェルデンクライス・メソッドについて述べます。
フェルデンクライス・メソッドの創始者は?
フェルデンクライス博士のプロフィールは、以下の通りです。
モーシェ・フェルデンクライス(1904年~1984年没)ユダヤ人。イスラエルで開拓者として肉体労働従事した後、パリのソルボンヌ大学で数学と物理を学び博士号を取得。
嘉納治五郎から、パリで柔道を習い黒帯となる。
第二次大戦後、イスラエルへ帰国。
科学者として国防軍の電子部門の初代責任者となる。
彼がメソッドの創始者になったのは、大学時代にサッカーで膝を痛めたことがきっかけである。
痛めた膝を庇って歩いているうちに、もう片方の膝も動かなくなり医者の治療では全く治らず、自分で治療の方法を探し治したことでメソッドが確立された。
フェルデンクライス博士は天才で、大脳生理学、解剖学、神経生理学など身体と精神の関係の研究をし、最新の科学の情報を吸収し続けたそうです。
理論物理学者の保江邦夫先生は、合気道の道場もされていますが、たまにフェルデンクライス・メソッドのことを話されています。
合気道は、まさにフェルデンクライス・メソッドをしながら稽古した方が効率的ですし、怪我も予防できると私は思います。
残念ながら、日本ではフェルデンクライス・メソッドはマイナーで、教えている教室もあまり見かけませんが、YouTubeの動画で見れますね。
フェルデンクライス・メソッドは、画期的な身体学習法
フェルデンクライス・メソッドは、体操ではありません。
レッスン(学習)です。
視覚情報なしに聴覚の指示で体を動かします。
床に楽な姿勢で仰向けや横向きになり、目を閉じて指導者の言われた通りに、自分が理解した動きをします。
小さく、ゆっくりと体を動かすことで、今まであまり使わない深部の筋肉を動かすことを重視しています。
小さく動くことで、ちょっとした変化でもはっきり感じられるようになり、身体感覚が研ぎ澄まされます。
「最小のエネルギーで最大の効果」を発揮するような動き方を、自分なりに試行錯誤で見つけていくことを目的としています。
他にも実際に右側を動かして、反対の左側はイメージ練習だけをするやり方もあります。
それが、イメージ力をアップする練習にもなります。
とにかく自分が楽に動かせるようにゆったりと、のんびりと楽しんで、楽に心地よい動きをする事こそが大事な要素です。
それによって、集中力もより一層高まります。
一つの動作が終わると、必ず休憩を行ないます。
脳と体をいったん休めて、今までの動きのフィードバックを行います。
結果よりプロセス重視。
とにかく人の動きを真似るのではなく、自分の頭で理解したことを試行錯誤しながら動かしていくプロセスが大事。
それによって、脳の運動皮質と筋肉組織との神経伝達の再構築をすることになります。
脳のあらゆる部位が活性化されます。
よってこのメソッドは、凝り固まったパターンや動きの癖を変化させ、これにより自分にとって最適な動きを見つけ出し、より良い動きのパターンへと改善させることにあります。
動きを通しての気づきにより、思い込んでいたことが解消されたり、無理だったことも出来るようになっていくのです。
自意識を外し、変性意識状態へ
モーシェ・フェルデンクライス博士が、好んで口にした中国の古い言葉があります。
「耳は忘れ、目は移ろい、行えば悟る」
これは私が思うに、聴覚情報や視覚情報がなくなり顕在意識が消えて、ただ朦朧とした潜在意識の感覚の世界で、感じて動くことで悟りの境地になれるということではないでしょうか。
一般的に瞑想や座禅で、悟りの境地を目指そうとしていますが、じっと体を固くして筋肉が緊張状態の時には、到底無理だと思います。
ヨガもポーズばかりフォーカスされ、まるで体操のようにしているのが主流ですが、本来はそのポーズができるぐらい柔軟な体になることが目的のはずです。
ヨガも体が柔軟なことが大事であり、その柔軟な体で天や神とつながるのだと聞いたことがあります。
私自身、麻布の茶坊主先生の瞑想会に一度参加したことがありますが、その時私は足が冷たくてなかなか集中できませんでした。
それでやっと血の巡りが良くなって足が暖かくなったなあと思ったら、今度は左股関節の周辺がとても痛くなり、瞑想どころではありませんでした。
茶坊主先生に聞くと、「血の巡りが良くなって痛みが出たので、整体に行くことをお勧めします」と言われました。
私も整体に行くつもりでしたが、やっぱり高次元の存在と繋がるためには、体の調子は万全に整えておくのが大事だなと思いました。
それから私は更に体を壊し、体調を整えるのに一年かかりました。
健全な体なくして、健全な心は宿らないと、私はつくづく実感しました。
体の状態が、心の状態と大きくリンクするのだと、はっきり分かりました。
なので、直感を磨くためには、身体感覚を研ぎ澄ます前に、まずは体の不調や怪我を治すことが大前提だと、私は断言します。

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