煉獄外伝・甘露寺蜜璃と煉獄さんの関係は?羽織はお揃い?ネタバレ注意!

吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)監修・平野稜二『鬼滅の刃【外伝】』の中の「煉獄杏寿郎外伝」前編・後編で、煉獄さんと蜜璃の師弟関係が描かれています。

作者は違いますが、原作者の想いに沿って忠実に描かれている作品だと思います。
まぁ人によって好みがあるので、色々意見はあると思いますが…。

私としては、蜜璃の入隊当初の初々しい様子がうかがえたので、良かったと思います。

煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)と甘露寺蜜璃(かんろじみつり)は師弟関係だった!

「煉獄杏寿郎外伝」前編で、煉獄さんは当時最上級の甲(きのえ)の隊士で、蜜璃は最下級の癸(みずのと)の隊士でした。
蜜璃は半年の訓練で、鬼殺隊の隊士になりました。

どういう経緯で、煉獄さんの弟子になったのかは書かれてません。
その辺のことも、私は知りたかったですね。

煉獄さん自身もまだ柱でなく同じ隊士として、
「これからは師弟ではなく仲間として、共に歩み頑張っていこう!」と、蜜璃に向かって言ったので、蜜璃も「師範…いや」「ありがとうございます。煉獄さん…!」と答えました。

たった半年で師弟関係ではなく、仲間同士の付き合いになるのは、何故なんだろうと私は不思議に思いました。
蜜璃は炎の呼吸は教えてもらってましたが、全然技は使えてないし、力任せに鬼を斬ってるだけでした。

ちなみに育手と継子(つぐこ)について、簡潔に述べると以下の通りです。

育手(そだて)と継子(つぐこ)とは?

『鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録』の鬼殺隊教程によると、育手とは「入隊希望者に基本的な戦闘指南を施す、かつての上級の隊士たち」となっています。

しかし元柱や元上級の隊士だけではなく、現役の上級隊士でも育手として活動していたようですね。
「育手は各地に多数存在し、育成の任に当たるが、その手法は育手それぞれに一任されており、明確な決まりはない。鬼を狩る上で必須となる「呼吸法」の体得方法も、彼らから教わることになる」となっています。

継子に関しては、「各柱の直轄で腕を磨く隊士」「柱に力を見出された直弟子」「元来の才覚に加え、柱から指導を受けているため隊士としては破格の力を有する。なお、用いる呼吸が違っても、柱に認められれば継子となることは可能」となっていますので、蜜璃は正確に言えば煉獄さんの継子とは言えないでしょう。

煉獄さんはその当時甲の上級隊士で、柱になる前に師弟関係をやめて蜜璃と仲間同士になりましたから。
それで弟の千寿郎が炭治郎に、「兄には継子がいませんでした」と言ったのでしょう。

でも、その後すぐ煉獄さんは炎柱になったので、周りから見れば蜜璃は煉獄さんの継子だと思われても仕方ないと思います。

他にも「鬼殺隊報≪号外≫大正コソコソ噂話」の「鬼殺隊裏情報板」に「恋の呼吸は炎の呼吸の派生です。蜜璃オリジナルになります。蜜璃は初め煉獄さんに弟子入りして継子になったのですが、オリジナリティが溢れすぎて独立してしまいました」と書かれています。
結局蜜璃の継子に関しては、それぞれの認識の違いで、どっちが正しいのかよく分かりません。

それよりも、まだまだ未熟な蜜璃なのに、煉獄さんはなぜ育手を卒業したのでしょうか?

育手(そだて)の煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)からの言葉を考察!

素晴らしいメンターである煉獄さんから、半年間蜜璃は指導を受けました。
私自身感動した作中のセリフの抜粋は、以下の通りです。

「弱き人を助けることは、強く生まれたものの責務」
「亡くなった母の教えだ!」
「甘露寺はいずれ俺をも超える剣士になるだろう!」
「君の膂力(りょりょく)も、体の柔らかさもさることながら」
「奇抜な髪色だって、見方を変えれば鬼の気を引き、人を明るくする立派な才能だ!」
「何より君には人を愛する心がある!」
「君の育手になれて、俺は幸せ者だ!誇りに思う!」

煉獄さんが、未熟にもかかわらず蜜璃を高く評価しているのがわかります。
そもそも煉獄さんは、自分に殴りかかってくる奴でも、「ありがとう」と爽やかな笑顔で答える人なので、一般人レベルで解釈できるものではありませんが…。

この言葉から、蜜璃の際立った身体能力もさることながら、髪色すら立派な才能と評価するところが凄すぎます。
目からウロコ!
ビックリです!
ここまで逆転の発想するのかと、大いに私は驚きました!

煉獄さんは、蜜璃を一人前の隊士として、むしろ切磋琢磨してお互い高め合う存在のように見ています。
蜜璃は炎の呼吸の型ではなく、蜜璃独自の呼吸の型を会得するのだと、煉獄さんは思っていたのかもしれません。
それで敢えて蜜璃を独り立ちさせたのだろうと、私は思います。

蜜璃にしてみれば、身体能力も髪色も冷たく言われ、グサッと傷つきコンプレックスとなったことが、見事にひっくり返り立派だと称賛されたので、驚きと感激で胸が弾けたことでしょう。

ものの見方・受け止め方で、全て現実は変わると言いますが、価値基準をどこに置くのかが、大変重要だと私は改めて思いました。

実際蜜璃は独り立ちして、自分オリジナルの呼吸の型を生み出したのだから、煉獄さんの目に狂いはなかったということでしょう。

甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の羽織は、煉獄さんからの入隊祝い!

煉獄さんは蜜璃が鬼殺隊に入隊してしばらくたってから、桜の満開の季節に蜜璃の入隊祝いに羽織を贈りました。

打ち込み稽古の合間の甘味休憩で、蜜璃は大好きな桜餅を食べながら、煉獄さんは大好きなサツマイモの「すいーとぽていと」を食べながら、弟の千寿郎と共に和気あいあいと過ごした時でした。

ちなみに煉獄さんは、大好物のサツマイモを食べる時は「わっしょい!」と言うそうです。

桜の花びらが舞い、縁側にもチラチラと花びらが舞い落ちてました。

蜜璃は予期せぬ贈り物に感激して、涙ぐんでました。
そして蜜璃はおニューの隊服を着て、煉獄兄弟の前でお披露目すると、

「なんだその恰好は!!」と、煉獄さんは仰天の顔で叫び、
「あられもないな!」と言うので、蜜璃はすっかりドギマギして、
「だって隠(かくし)の人が、これが公式だって~…」と答えると、
「なんと!」
「公式なら仕方ないな!」「何か事情があるのだろう!」と、あっさり認める煉獄さんが面白かったです。

弟の千寿郎は内心「鬼殺隊ではこれが普通なのだろうか…」「困った…よくわからない」と戸惑っていましたが…。

和やかでほのぼのとしたシーンで、本当に素敵な師弟関係だなぁと羨ましく思いました。
でも、実際煉獄さんの稽古は凄まじいだろうなぁと思います。
柱稽古編の各柱の訓練から想像すると、普通の身体能力では体がついて行かないと思います。

話は変わりますが、「煉獄杏寿郎外伝」後編の最後で、蜜璃は伊黒と街を歩いている時にふと感じ、シンクロして炭治郎もそれを感じました。

桜の匂い!

これは、外伝の前編の煉獄さんの回想シーンで、幼い煉獄さんが桜の大木の下で、母親から教えを受けた思い出を表してるのでしょうか?

煉獄さんにとって桜は、思い出深いものだから、それで桜の匂いを漂わすのでしょうか?
蜜璃にとっても、桜満開の縁側で煉獄からのプレゼントの素敵な思い出があります。

この作品の最後のシーンが、何だか不思議ですが、私には心惹かれるものがあります。

甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の恋の呼吸は、炎の呼吸の派生!

『鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐』で、各呼吸について少し説明があります。
恋の呼吸の極意は、音感と関節の可動域の広い柔軟性が重要とされてますが、なんとも説明し難いものです。
見ている限りでは、まるで新体操のような動きの高速攻撃です。

「炎の呼吸の極意: 地面をしっかりと踏みしめ放つ技が主軸となり、伝統的な剣術と同じく下半身に力を入れ、堂々たる威容で刀を振るうことが肝要」とされてます。

炎の呼吸と恋の呼吸は、極意から見ると全然違うことを言ってますが、心の面から見ればどちらも熱い情熱、燃える想い、エネルギッシュなパワーです。

吾峠呼世晴・矢島綾著『鬼滅の刃片羽の蝶』第3話「甘露寺蜜璃の隠し事」で、恋を封じると蜜璃は驚くほど弱くなってしまい、恋の呼吸は思った以上に深く、蜜璃の心と結びついていた事が書かれてました。
蜜璃にとって胸のときめきは、天真爛漫な心そのもので、それが彼女の原動力のようです。

「煉獄杏寿郎外伝」後編では、甘露寺蜜璃は煉獄杏寿郎に炎の呼吸を教えてもらっても、上手くできず力任せに刀を振るうだけでした。
でも蜜璃は、初任務で鬼の血鬼術と戦った時に、燃えるような恋心に目覚めて、ようやく恋の呼吸を開眼したようです。

「どうしよう煉獄さん」
「こんな時なのに私」
「ドキドキが止まらないの!」
「燃えるような恋心を剣に!」と、この言葉だけ見れば、蜜璃は煉獄さんに恋してるみたいに受け取れますが、蜜璃は誰にでも胸キュンしてるので、ここで自分の呼吸をハッキリ自覚したと私には思えます。
その後に「やっと見つけた…これが私の呼吸…」という言葉があるからです。

甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の強さについて

身体能力の強さは、特異体質の捌倍(はちばい)の筋肉と柔軟性ですが、はじめの頃は上手く使いこなせませんでした。
とにかく蜜璃は、伊黒小芭内(いぐろおばない)が心配するように論理的ではありません。

「煉獄杏寿郎外伝」後編の戦いの中で、蜜璃自身も「考える前に身体が動いた」「何でかしらどうやって斬ったのかしら私…」とビックリしてました。

まさに蜜璃は右脳全開で、左脳はお留守のような気がします。
むしろ余計な事をごちゃごちゃ考えてる方が、蜜璃は上手く行きません。

蜜璃は弱き者を守りたい、博愛の情動に突き動かされて、戦ってるように私には見えます。
蜜璃はもともと長女で、家族思いの優しいお姉さんです。

長女は、長女気質とか長女症候群等とかいわれるように、やはり特徴が出てしまいます。
蜜璃もご多分にもれず、あきらかに長女気質です。

蜜璃は炭治郎や禰豆子(ねずこ)を弟妹のように見てるし、上弦の鬼・憎珀天(ぞうはくてん)の半天狗分裂体でさえ、弟と同じくらいと言ってたくらいです。

蜜璃の類まれな身体能力を遺憾なく発揮できるのは、ただ純粋に守りたい、助けたい、役に立ちたいの一意専心の時です。

蜜璃の恋心は、世間一般の浮ついた恋心ではなく、広くあまねく人を愛する心から発し、その情動・感情に突き動かされて行動してるので、感性で能力を発揮する剣士だと私は思います。

だから、恋の呼吸というものを会得したのでしょう。
これは蜜璃以外、真似できないと思います。

甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の刀について

入隊当初は、蜜璃の刀は普通の日輪刀でした。
鍔(つば)は今と同じ、ハート形の四つ葉のクローバーの形です。

恋の呼吸をつかんでから蜜璃は、伊黒の刀を見て自分もそんな刀欲しいとか言ったんでしょうかね?

ちなみに伊黒の日輪刀はうねうねして、蛇みたいで自在に迂曲します。
伊黒の担当刀鍛冶は、里長の鉄珍(てっちん)の息子です。

蜜璃の日輪刀担当は、若いピチピチギャル大好きの鉄珍さまです。
さすが里長だけあって、腕前は超一流です。

蜜璃の刀は桜色の新体操のリボンのような薄刃の刀で、クルクルしなやかに変幻自在に曲がります。
これは、もう芸術作品のように私は思います。

『鬼滅の刃』14巻第116話の最後余白に、蜜璃の刀のことが描かれてます。
刀をどうやら三つ折りにして鞘に納めるようですね。
でも、蜜璃がなぜ「毒じゃがいも~」のおどし文句を言うのかが、私には今一つよくわかりませんが…。

アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編第五話の大正コソコソ噂話で、蜜璃が刀を鞘に納めるシーンがあります。
ここでも「毒じゃがいも」と言ってましたね。(笑)

*他にも甘露寺蜜璃について総合的に深掘りしたレポートがありますので、どうぞこちらもお読みくださいませ!
こちらへ☞ 甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の可愛い魅力など総合的研究レポート!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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