『鬼滅の刃』16巻第140話終わり~17巻第143話、18巻157話途中~160話と19巻第161話~163話まで、胡蝶しのぶvs童磨と、後からカナヲと伊之助が参戦します。
しのぶが毒を体内にため込んだ理由、あっけない死亡の真相について、しのぶの復讐と最期について徹底解説します!
ネタバレ注意です!
胡蝶しのぶが毒を体内に仕込んだ理由は?
なぜ胡蝶しのぶが毒を体内に仕込んだ理由は、上弦の鬼・弐が「女を喰うことに異様な執着があり意地汚ならしい」と、姉カナエが死ぬ間際に言っていたからです。
『鬼滅の刃』19巻第162話で、栗花落(つゆり)カナヲは、師範である胡蝶しのぶの決死の覚悟を聞かされました。
「もし姉を殺した上弦の弐と巡り合い、私とカナヲの二人で戦うことができたなら、まず第一の条件として私は、鬼に喰われて死ななければなりません」と、いきなりしのぶの衝撃的な発言にカナヲはうろたえます。
「身体能力が高く、優秀な肉体を持つ「柱」、加えて「女」であれば間違いなく喰うでしょう」
「現在私の体は血液・内臓・爪の先に至るまで、高濃度の藤の花の毒が回っている状態です」と、しのぶは冷静に説明しました。
そして、「仮に毒が効き始めたとしても、油断なりません」
「やはり確実なのは頚の切断」
「必ず私が鬼を弱らせるから、カナヲが頚を斬ってとどめを刺してね」と、しのぶは憂うようなやさしい顔でカナヲに託しました。
胡蝶しのぶは、いつから毒を飲んだ?その理由は?
上弦の鬼・弐に食べられることを想定して、体中高濃度の藤の花の毒の状態にするため、しのぶは一年以上かけて毒を摂取し続け、少しずつ毒を体内に蓄積させました。
しかしながら、しのぶの命がけの毒でも、必ず仕留められるとは限らず、お館様・産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)はそれを無理と判断し、珠世(たまよ)との共同研究を助言したので、しのぶは渋々承諾しました。
『鬼滅の刃』15巻第131話で、胡蝶しのぶは仏壇に向かって「姉さん私を落ち着かせて」と内心動揺していました。
私ははじめ何のことかわからなかったのですが、全体の話の流れをつかむと、ようやくこの時しのぶが怒っていた理由が、鬼の珠世と一緒に研究するように耀哉に言われたからだとわかりました。
ほかの柱たちはみんな稽古する中で、しのぶは稽古に参加せず、珠世、愈史郎とともに研究することになり、しのぶは鬼の珠世とはじめ研究していた頃は、愈史郎がしのぶの押し殺していた殺意に気づき、愈史郎はしのぶに対して敵意を露わにしていました。
それでも、共同研究して人間に戻す薬を完成した頃には、珠世の人柄と知識、能力が大変優れていたので、しのぶは珠世のことを、
「あの人は凄い方です。尊敬します」と、人として認めるようになりました。
ちなみに131話で、しのぶはカナヲに「私の姉カナエを殺した、その鬼の殺し方について話しておきましょう」と言ってましたが、そこから場面が変わってしまい、話の続きは『鬼滅の刃』19巻162話でやっと語られています。
胡蝶しのぶの毒の種類や量は?
胡蝶しのぶの毒は、藤の毒です。
藤はマメ科の植物で、レクチン、ウィスタリン、シチシンなどの有毒成分があり、人間も多量にとると中毒症状になる危険があります。
藤の花の毒を取り入れる最初の被験者がしのぶなので、どのような副作用が出るか分からない上に、鬼に通用するのかもわかりません。
しのぶは大変危険なことを、イチかバチかでやっているわけですね。
刀では一度に打ち込める毒の量はせいぜい50ミリ、でもしのぶ全身吸収された場合、毒の量はしのぶの全体重37キロ分、致死量のおよそ700倍です。
しのぶ自身が作った毒のなかに、珠世の開発した毒も入っていたようです。
おそらく炭治郎が倒した十二鬼月の鬼の血から、珠世がつくり出した毒だから強力なはずです。
このことは『鬼滅の刃』19巻第163話で、おたがい死んだ者同士のしのぶと童磨の会話で、「あれは鬼の珠世さんが協力して作ってくださったものですから」
「できることなら自分の作った毒でお前を葬りたかった」と、しのぶが言ってたからです。
胡蝶しのぶが童磨に復讐したかった理由は?
姉カナエは、上弦の鬼童磨(どうま)に殺された!
『鬼滅の刃』16巻第141話に胡蝶しのぶの回想で、姉カナエの最期のシーンがわずか数コマで描かれています。
これは姉カナエが今わの際で、妹しのぶがどんな鬼なのかと聞いたことに対して、残した言葉でした。
「頭から血をかぶったような鬼だった」
「ニコニコと屈託なく笑う」
「穏やかに優しく喋る」
「その鬼の使う武器は、鋭い対(つい)の扇」
しのぶが助けようとした女性を童磨が対の扇で殺したので、それでしのぶは、
「こいつが…姉さんを殺した鬼…」とわかり、ブチギレ青筋まで立てて、
「つらいも何もあるものか」
「私の姉を殺したのはお前だな?」
「この羽織に見覚えはないか」と、羽織を握りしめて叫ぶしのぶの豹変ぶりに、私は驚きました。
鬼に愛する両親を殺され、カナヲ以外の継ぐ子も殺され、蝶屋敷の少女たちの身内も殺された。
鬼に対する怒りが、積り続けるしのぶ。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んだしのぶ。
でも、しのぶが一番つらくて苦しかったのは、最愛の姉を殺されたことだと思います。
しのぶは両親を殺された時、姉のカナエと励まし合い助け合い、姉のやさしさと思いやり深さで、どうにかこうにかやって来たのです。
もし姉カナエがいなかったら、しのぶは自暴自棄になっていたか、ギスギスした短気でキツイ女性になっていたと思います。
しのぶは、たとえ自分がかなわない鬼だとわかっていても、どうしても上弦の鬼・弐が許せなかった。
姉カナエが、鬼殺隊をやめるように言っても聞かなかったのは、しのぶにとって最愛の自慢の姉を殺されて、復讐せずにはいられなかったのだと思います。
姉の仇を討つためなら、すべてを投げうっても厭わない、勝気なしのぶらしいと私は思います。
だから、自分の身体能力の低くさをカバーすべく、ひたすら鬼を殺す毒の研究に打ち込み、血のにじむような努力をして、憎む鬼である珠世をも我慢し共同研究し、自らを犠牲にしたのは、愛する姉カナエの復讐のためであり、その強い意志でやり遂げた胡蝶しのぶの姿に、私は目頭が熱くなりました。
胡蝶しのぶの死亡シーンはあっけないが・・・
死亡の真相は?
はじめマンガを見たとき、胡蝶しのぶが童磨に捕まり、骨折られる、食べられる吸収シーンが、私は見るに耐えませんでした。
胡蝶しのぶ死亡のあっけない幕切れかと思いました。
だから、はじめマンガをサーッと見ただけで、後になってから真相がわかったので、あらためて読みなおしましたよ。
『鬼滅の刃』17巻第143話で、しのぶは童磨に吸収されてしまい、そこからいきなりまた場面が変わり、18巻第157話まで飛んでいるので、私としてはフラストレーションがたまりましたね。
しのぶは上弦の鬼・弐に食べられることを大前提で、毒を一年以上も取り続け、なおかつ鬼の珠世にも協力してもらい思惑通り、毒を体内に蓄積したしのぶは童磨に食べられて、毒の効力が出るまで、カナヲはその後を託されて戦いました。
しかし、カナヲがどんなに健闘しても、さすが上弦の鬼・弐だけあって一人ではムリでした。
まさしく、天の采配かと思うくらいに、伊之助が参戦して二人で戦い、童磨の体に毒がまわり溶けて弱ったところで、やっと童磨の首を討ちとることができました。
胡蝶しのぶは自分の命と引きかえに、自分の継子である栗花落カナヲに上弦の鬼・弐の首を切ることを託し、姉の仇を討ちとることができました!
胡蝶しのぶの指文字の意味
『鬼滅の刃』17巻第143話で、しのぶは童磨に吸収されかけていた時、カナヲが駆けつけたので、指文字をカナヲに見せました。
一方、しのぶから上弦の鬼・弐に食べられることを聞いていたものの、カナヲには実感がありませんでした。
しかし、大事な人が吸収されるのを目の当たりにすると、カナヲはショックでしたが、それよりもこみ上げる怒りの方がすさまじかった。
それでも、しのぶの「すうな」という指文字を察して、童磨の挑発にのらず距離を保っていました。
ちなみに、しのぶの指文字は、手話の「す」に少し似てますが、一致していません。
「煉獄零話」にも指文字が出ていて、これも手話に似ていますが、同じではありませんでした。
さて、指文字の意味は、童磨の扇からまき散らす冷気を吸うなということでした。
童磨は凍った血を霧状にした「粉凍(こなごお)り」を扇から散布し、吸うだけで肺胞を壊死させました。
しのぶは、この粉凍りで肺がやられたので、カナヲにすぐ指文字で知らせたのでした。
胡蝶しのぶ、死亡したが毒で童魔の復讐を果たす!
しのぶは食べられて終わりかと思いきや、童磨の死後しのぶの魂が出てきて、最後の言葉に私の気持ちもスッキリ爽やかになりました。
はじめ童磨にあっけなくやられてしまって、可哀想にと思っていたのですが、童磨の最期に魂のしのぶが出てきて、満面の笑みを浮かべていたので、私の気持ちもつられて嬉しくなりました。
胡蝶しのぶの名セリフは、以下「 」で表示しています。
「地獄に堕ちろ」と、童磨に吸収されるときの捨てゼリフ。
この戦闘シーンで彼女が、どれだけ勝ち気で気丈なのかよくわかりました。
そして最後死んで首だけの童磨に、
「やっと死にました?」
「良かった」と、しのぶはにこやかに笑いながら言い、
「これで私も安心して成仏できます」
私は、この言葉で安心しました。
むごい死に方をしたので、死んでも苦しんでいたら、気の毒だと思ってましたが杞憂でした。
「できることなら、自分の作った毒でお前を葬りたかった」
「だけど私は満足ですよ。結果万歳です」
童磨への毒は珠世と協力してつくった毒なので、しのぶのオリジナルではないから、悔しがるところも負けん気強いですね。
でも、童磨の体を溶かすほどの猛毒だったから、ちゃんと目的を達成できて本当によかったです。
「まだ鬼の始祖も残っていますが、きっともう大丈夫」
「仲間の誰かが必ずやり遂げてくれる」
「私はそう確信している」
本当に鬼殺隊が一丸となって、無惨を倒しましたからね!
最後に童磨の地獄への誘いに対し、
「とっととくたばれ。糞(クソ)野郎」と、しのぶは爽やかな笑顔で言ったのが印象的で、その後伊之助がこれでもかと童磨の残骸を踏みつけ、
「仇は討ったぜ」の言葉に、私は溜飲が下がる思いがしました。
復讐をやり遂げたしのぶの笑顔は、私の脳裏に焼きついています。
そして、カナヲが胡蝶姉妹の形見の髪飾りを拾って、胸に抱きしめているときに、スッと魂の胡蝶姉妹が出てきて、「がんばったね。カナヲ」と笑顔で言ったのも、私はとても心温まりました。
胡蝶しのぶ、最後の場面は天国で家族と再会!
姉のカナエが最期妹しのぶに向かって、
「鬼殺隊を辞めなさい」
「普通の女の子の幸せを手に入れて」と言った通り、仇討ちしたしのぶは普通の女の子に戻り、天国で両親や姉と一緒に抱き合って、楽しそうに笑っていました。
しのぶとカナエは、カナヲの前では鬼殺隊の隊服でしたが、両親の前ではカナエは菊のような花柄の着物姿で、しのぶは紅葉柄の着物姿でした。
しのぶは母親に抱きついて、母親もうれしそうにしのぶをしっかりと抱きしめていて、カナエは父親に抱きしめられて満面の笑みでした。
カナエは父親の教えを受けて、人だけでなく鬼も救うことを願っていました。
ふとそれを思い出すと、カナエはお父さん子で、しのぶはお母さん子だったのかなと思ってしまいました。
この幸せそのものの家族の姿を見ると、全ての苦労が報われて、本当に良かったと私は思いました。
確かに胡蝶しのぶが、死んだことは悲しかったですが、こうして使命を果たし、大好きな人たちと彼岸で会えたのなら、それもまた素晴らしいのかなと、私は思わずにはいられません。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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☞「カナヲと伊之助の童磨戦は、最後どうなった?カナヲの煽りセリフ!」

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