『鬼滅の刃』嘴平伊之助(はしびらいのすけ)の母親の過去が、上弦の鬼・弐童磨(どうま)によって明かされます。
童磨は極楽教という寺院の教祖で、昔信者だった伊之助の母親の話をします。
上弦の鬼玉壺(ぎょっこ)も饒舌(じょうぜつ)でしたが、童磨もおしゃべり!
よくこれだけ喋るなぁと思います。
では伊之助の過去と童磨戦について、語らせていただきます。
ネタバレ注意です!
嘴平伊之助(はしびらいのすけ)の生い立ち
『鬼滅の刃』10巻番外編伊之助御伽草子(いのすけおとぎぞうし)に、伊之助の幼少期が描かれています。
わずか6ページですが…
最初のページに母猪に寄り添う赤ん坊の絵が描かれて、伊之助が猪に育てられた少年で、なぜ育てられたのかわからないが、母猪が自分の子を亡くしてすぐだったからかもしれないと書かれてました。
ページをめくると、いきなり猪の被り物をかぶった赤ん坊の伊之助が、お爺さんから餌をもらい、孫のたかはる青年が、
「変な動物に餌付けすんなよ!!」と怒鳴って、四つ足歩きのオムツの伊之助を鍬で追っ払ってました。
なぜ猪の被り物をかぶっているのかというと、公式ファンブックでは育ての親の猪の毛皮だからだそうですが、母親代わりだった猪が、どうして被り物に加工されたのか不明です。
ボーっとしたお爺さんが、どうして伊之助に出会ったのかも謎です。
ただ伊之助が色々言葉を覚えることが出来たのは、このお爺さんのお陰です。
伊之助を膝にのせて、百人一首を読み聞かせる場面に、私は思わず笑ってしまいました。
伊之助の母親は誰?どうなった?
『鬼滅の刃』18巻第158話~159話で、童磨戦でカナヲが危機一髪の時、天井からド派手に飛び込んだ伊之助。
一気に形勢逆転なるかと思いきや、童磨もさすが上弦の鬼・弐だけあって余裕の強さ。
そして伊之助の猪の被り物を取り、伊之助の素顔を見て思い出す。
上弦の鬼・弐の童磨の回想話
『鬼滅の刃』18巻第160話で、童磨は人差し指を自分の頭に突き刺し、グリグリして記憶をほじくり返したようで、
「十五年前かな」
「 十七・八くらいの女の子が赤ん坊を抱いてきたなぁ」と、ざっくばらんにペラペラ喋り出す。
童磨の話を要約すると、伊之助の母は毎日旦那に殴られ、姑にも毎日いじめられ、彼女自身の身内はなく行き場のない、そんな可哀想な人を自分の極楽教は保護してあげ、最初彼女の顔はひどく腫れ、殴られて片目を失明したけれど、手当で顔は元に戻り綺麗な子だったので、印象に残ってるという話でした。
ちなみに『鬼滅の刃』19巻の「大正コソコソ話」での、伊之助の母が家出した理由を要約すると、
夫が伊之助に乱暴するので、彼女は雪の降るなか伊之助を抱え、裸足で極楽教の寺院まで逃げ込みました。
夫と姑が寺院に乗り込んできましたが、童磨は二人を殺し山に捨てたということです。
さて話を戻して、童磨は伊之助に向かって、
「同じ顔だよ。君と」
「もっと華奢だし、柔らかな表情だけど」
「これ、君のお母さんでしょ」と屈託なく言ったので、伊之助は怒って否定し童磨に斬りかかったものの、童磨はあっさりかわし話を続け、
「君のお母さんのことはね」
「喰うつもりなかったんだよ」
「心の綺麗な人が傍にいると心地いいだろう?」
「お母さんは頭が残念でね。良くなかった」
「でも美しかったし、歌は上手で」
「君を抱いてよく歌ってたよ」
「どうしてだか、子守唄よりも指切りの歌をさ」
「ゆーびきーりげーんまんって」
「そればっかり君に」と、面白そうに童磨が喋る間、
伊之助は赤ん坊の頃の記憶が甦り、胡蝶しのぶと指切りした時、しのぶと昔会ったことがあると思ったが、実は母親の記憶だったことがわかる。
童磨は相変わらず立て板に水で、伊之助の母の名前は琴葉(ことは)と言い、頭が鈍い分感覚が鋭く、童磨が信者を食べているのに気づき、琴葉は童磨を罵り伊之助を抱いて寺から逃げ出しました。
伊之助の母死亡!伊之助はなぜ捨てられた?
伊之助の母琴葉は、必死で山の中を走るも道に迷い、まさに崖っぷちに追い込まれ泣く泣く、
「ごめんね伊之助」と言って、我が子が殺されないために崖下の川へ落とした直後童磨に殺されました。
ここでようやく伊之助が、なぜ猪の母親に育てられたのかが大体推測できます。
おそらく伊之助は運良く川辺に漂着し、雌猪が赤ん坊の伊之助を見つけ、亡くした自分のウリ坊のように思って?連れ帰り育てたのでしょう。
さてまた話を戻して、童磨は伊之助に笑いながら、
「骨まで残さず喰べてあげたよ!」
「不幸だよねぇ琴葉」
「幸せな時ってあったのかな?」
「何の意味もない人生だった」と言うと、
「いい加減にしろ!!下衆が!!」とカナヲが怒鳴り、
伊之助はビキビキ顔じゅう青筋立て怒りマックス!
「テメェには地獄を見せてやる!!」とブチギレました。
胡蝶しのぶの仇童磨を栗花落(つゆり)カナヲとぶった斬る!
『鬼滅の刃』19巻第161話~163話で、伊之助&カナヲ怒りの反撃なるも、相変わらず余裕しゃくしゃくの童磨。
以下童磨のセリフ抜粋。
「この世界には天国も地獄も存在しない」
「作り話なんだよ」
「現実では真っ当に善良に生きている人間でも理不尽な目に遭うし」
「悪人がのさばって面白おかしく生きていて、甘い汁を吸っているからだよ」
「天罰はくだらない」
「だからせめて悪人は死後地獄に行くって」
「そうでも思わなきゃ」
「精神の弱い人たちはやってられないでしょ?」
「つくづく思う」
「人間って気の毒だよねえ」と、童磨は猪の被り物を扇子で弄びながら言いました。
伊之助激昂して、
「俺の母親を不幸みたいに言うなボケェ!!」と、怒鳴り童磨に斬りかかるも、童磨にとってはただのお遊びに過ぎず、猗窩座(あかざ)が倒されたとわかるや、(鬼同士無惨に情報伝達するようになっているため)多分無惨の元へ行こうとした時、童磨の目玉が落ち骨から溶けて行きました。
ようやく胡蝶しのぶの渾身の毒が効いたのです!!
これでやっと形勢逆転。
「往生しやがれド腐れ野郎!!」と、伊之助が斬りかかるも、童磨もしぶとく大技で攻撃。
カナヲが失明覚悟で、彼岸朱眼(ひがんしゅがん)の技を使い、童磨の頚を斬ろうとするも、血鬼術の冷気にやられ固まりそうなところ、伊之助の獣(ケダモノ)の呼吸、思いつきの投げ裂きの技?で、両刀をカナヲの刀に投げつけ、カナヲの刃が押し込まれて斬ることが出来ました。
ああ、やっと童磨を倒せて私はホッとしました。
胡蝶しのぶも出て来て嬉しそうだったので尚更です。
胡蝶しのぶについて他に書いてますので、興味のある方はこちらへ☞しのぶ
おまけ: 童磨についての感想
童磨は神の子として万世極楽教の教祖であり、善行として女性ばかり喰い、自分は現世の苦しみから、解放へと導いているんだと豪語してました。
女を食い物にして、自分は救世主と思い込んでいる童磨。
こんな似たり寄ったりのカルト宗教の教祖が、私は現実にいると思います。
童磨の台詞を抜粋したのも、天国も地獄もない。
天罰はくだらないとか、今の唯物論者の言ってることと変わらないと思ったからです。
人間の弱さにつけ込み、盲信依存させ人々を支配する天使の顔した悪魔が、
現実に存在していると私は思います。
童磨を見ていると絵空事ではない気がします。
キメツ学園では童磨は悪質な詐欺師で、相変わらず女性受けがいいようです。
被害女性は後を絶たないでしょうね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

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