栗花落カナヲと伊之助の童磨戦は、かたき討ち!その後どうなる?

無限城編

『鬼滅の刃』17巻第143話で、胡蝶しのぶは童磨に吸収されてしまい、栗花落カナヲの目は血走り、怒りでブルブル、血管ビキビキ青筋たてたスゴイ顔。

さぁ、次はどうなるかと固唾をのんで、ページをめくったら違う場面にかわり、肩透かしをくらった気がしました。

そしてやっと『鬼滅の刃』18巻第157話で、ようやく童磨と栗花落カナヲの無限城での戦いになります。
ネタバレ注意です!

栗花落カナヲ無限城童磨戦にて爆開花!!

無限城での栗花落カナヲの成長に、私は目をみはりました。
機能回復訓練をしていた竈門炭治郎(かまどたんじろう)に出会ったころは、自分で決められなかったのに、童磨と戦っているときは全くの別人です。

カナヲvs童磨との戦闘シーンが、スゴすぎる!
剣技もさることながら、カナヲの言葉の刃が鋭い!

これだけ飄々とした童磨をエグるなんて、さすがカナヲ!!
童磨マジギレのすさまじい攻撃も、かわすカナヲがかっこいい!

カナヲは悲惨な生い立ちのせいで、思考も感情も人前に出すことなく、指示されないと行動できなかったのに、童磨の前では激しい怒りと憎悪をむき出しにしていました。

カナヲは、生まれて初めての感覚にめまいがしても、「よくも殺したな、私の肉親を!!」と憎しみをあらわにしました。

カナヲがこれほど激しい表情や感情を出せたことに、私はむしろビックリしています。

カナヲは胡蝶カナエが亡くなったとき、とても動揺していたのに泣けませんでした。
それくらいカナヲの心は凍りついてしまい、自分ではどうすることも出来ませんでした。

それが、炭治郎と関わってから、少しずつ自分の気持ちや考えを出すようになりました。

「絶対斬るよ。私が絶対やり遂げる」
「絶対にしのぶ姉さんの命を無駄にしない!!」
とカナヲは心で叫びました。

カナヲをここまで変えたのは、自分の師範でもあり、実の姉のような胡蝶しのぶを目の前で殺されたからでしょう。
そして、カナヲはしのぶから託された使命と、想いを受けついだので、ただ悲しみに打ちひしがれ、また心を閉ざすのではなく、それを乗りこえ、精神的に強くなったのだと思います。

それにカナヲの方が胡蝶姉妹より、身体能力が優れています。
カナヲの強さは、童磨の認めるところ。
カナヲの強い意志と高い能力を、私は見せつけられました。

しかし、どんなにカナヲが強くても、童磨も上弦の弐だけあって、驚くほど強いので、カナヲ奮闘するも、ここまでかと思ったとき、意外な助っ人があらわれ、私はビックリしました。

嘴平伊之助(はしびらいのすけ)、天井から参戦!
ホントに『鬼滅の刃』は、毎回意外な予期せぬ展開で、楽しませてくれます。
伊之助が乱入して、一気に形成逆転になったので、私はすっかりワクワクしました。
伊之助の過去もここでわかり、伊之助にとっても、母親のかたき討ちになりました。

さて、カナヲと伊之助が、いかに戦っても、相変わらず童磨は余裕しゃくしゃく。
やっとしのぶの毒が効き、伊之助と共に毒が効いた童磨に、最後のトドメを刺すべく、カナヲは渾身の彼岸朱眼(ひがんしゅがん)で、童磨を切ろうとしましたが切れず、伊之助の獣の呼吸・思いつきの投げ裂きで、首を落とすことが出来ました!

ちなみに、伊之助の獣(けだもの)の呼吸は、漆(しち)ノ型と捌(はち)ノ型以外は、壱ノ牙(きば)・穿ち抜き、弐ノ牙・切り裂き…と言うようです。
10の技があり、その半分が○○裂きという技名です。
思いつきの投げ裂きは、10の技に入っていません。

ついでに、伊之助の過去について詳しく知りたい方は、以下のページをご確認くださいませ。

☞「嘴平伊之助の母親の過去は?

栗花落カナヲの童磨戦での名言・名シーン

カナヲが童磨の無感情・無感覚に対してキツイことが言えたのは、自分も感じなくなった幼少期の体験が、あったからだと思います。

童磨は生まれたときから、何も感じたことがなく、「本当は空っぽで何にもないのに、滑稽だね。馬鹿みたい」
「貴方何のために生まれてきたの?」と、カナヲが薄笑いをうかべ、さげずんだ目で童磨に言うと、さすがにおちゃらけていた童磨も、グサッときたみたいです。
私はこのセリフが、何とも言えません。

「貴方のこと、嫌いだから」
「一刻も早く頚を斬り落として、地獄へ送りたいから」
「みっともないから、さっさと死んだ方がいいよ」
「貴方が生きてることには、何の意味もないから」

ホントその通り!

あぁでも、カナヲがどんなに奮闘しても、やられそうになって、見てられないと思ったら、いきなり上から伊之助が飛び込んできて、まさに猪突猛進!

ここは、伊之助参戦の名シーンです。
このビックリ展開に、毎度ハラハラドキドキしますね。
私はこの急展開や意外性に、いつも驚かされます。

さて、カナヲの彼岸朱眼はとても危険な技だと、しのぶが心配して言った言葉をカナヲは思い出し、「なんて優しい人なんだろう」
「なんて尊い人なの」
「守りたかった。命を懸けて守りたかった」
「一緒に家に帰りたかった」というセリフに、私は以前のカナヲを思い出してしまい、感慨深いものがありました。

最終選別のとき、カナヲは誰ともしゃべらず無関心だったのに、よくここまで感じられるようになり、人を思えるようになったなぁと、私はつくづく思いました。

カナヲは右目をほぼ失明しましたが、しのぶとカナエの髪飾りをひろい、胸に抱きしめ泣くシーンも感動的でした。

「がんばったね」
「カナヲ」と、笑顔で胡蝶姉妹が、そっとカナヲの頭に手をおいた姿に、私も目頭が熱くなりました。

カナヲの心の声で、「姉さんに言われた通り、仲間を大切にしていたら、助けてくれたよ」で、私は「花と獣(ケダモノ)」というライトノベルを思い出しました。

『鬼滅の刃 風の道しるべ』第3話「花と獣」での無限城の二人

ライトノベル吾峠呼世晴・矢島綾著『鬼滅の刃 風の道しるべ』には、短編小説でそれぞれのキャラたちの話が載っています。
「花と獣」は、伊之助と蝶屋敷の人たちの話が書かれています。
ここで伊之助とカナヲは、蝶の髪飾りを通して関わっています。

蝶の髪飾りは、胡蝶姉妹の形見であり、カナヲや蝶屋敷の女の子たちにとっては、家族の証でもあり、彼女たちの大事な宝物です。
だから、カナヲが髪飾りを抱きしめて、姉と慕う胡蝶姉妹その人たちを想い泣き、その想いにこたえるべく胡蝶姉妹があらわれて、カナヲをねぎらったのを見て、私はより感慨深いものを感じました。

本編では語られることのない、キャラクターたちの日常生活のやりとりがわかり、ライトノベルもいいなぁと思いました。
ライトノベルも読み本編を見ると、より深くキャラクターのことがわかります。

「花と獣」では、無限城の一室の場面があり、そこで伊之助とカナヲの様子が書かれています。

『鬼滅の刃』19巻第164話の扉絵で、カナヲも伊之助も泣きながら、歩いている姿が描かれています。
「花と獣」の無限城の一室は、この第164話から20巻第170話の間の話です。

伊之助が柄にもなく、ポロポロ泣いている理由と、第164話のカナヲの髪の毛はバラバラでしたが、第170話のカナヲの髪型が、いつも通りになったいきさつも書かれていました。

カナヲも伊之助もどちらも、まともな人づき合いができませんでした。
二人とも生い立ちに問題があるからですが、それでも家族の存在をはっきり認識したことによって、二人は大きく変わりました。
そんな二人の心の変化を見れて、私は本当に感動しました。

そうして伊之助とカナヲは、童磨を倒したときは泣いてましたが、気を取りなおし鎹鴉(かすがいがらす)にみちびかれ、奇跡の合流をはたしました。

『鬼滅の刃』20巻第171話前の幕間に、奇跡の合流の瞬間のイラストがあります。
伊之助はこともあろうに、出会いがしらに村田さんの顔をケリ倒したのです!

第172話前の幕間で、伊之助が「悪かったなって言ってるだろうが」
「許せよ!!」と言ってますが、心では悪いと少しも思ってないのが、丸わかりです。

村田さんはへたり込んで、無言で怒っていて、何かを決意するカナヲ。

第173話前の幕間で、いきなりカナヲが伊之助の尻をバシバシ叩いているのを見て、私は「やるじゃん!カナヲ」と思いました。
村田大よろこびで、跳びはねてます。
おとなしいカナヲに油断していた伊之助が、ギャーと叫んでいる絵がおもしろかったです。

やる時は思いっきりというアオイの顔も、アオイ直伝の叱り方・尻たたきも、アオイらしくて笑ってしまいました。
痛快な幕間も、気持ちが和んでいいものですね。

そうして、カナヲと伊之助はそれぞれ家族への想いとともに、最後の鬼狩り鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)との決戦にのぞむのでした。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

ほかにもカナヲについて、詳しく知りたい方は、以下のページをご覧くださいませ。

☞「栗花落カナヲの名前の由来、なぜ鬼殺隊に入った?」

栗花落カナヲの名前の由来、なぜ鬼殺隊に入った?しのぶとの関係は?
『鬼滅の刃』の栗花落(つゆり)カナヲは、マントを羽織る、蝶の髪飾りをした可愛い人気のキャラクターです。では、そんな栗花落カナヲについて、語らせていただきます。ネタバレ注意です!

 

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