冨岡義勇と胡蝶しのぶの関係は?好き同士?那田蜘蛛山編を考察!

鬼滅のキャラクター

『鬼滅の刃』の水柱・冨岡義勇と蟲柱(むしばしら)・胡蝶しのぶの関係は、どうなっているんだろうと気になるところです。
それぞれの見方があって、意見が違うこともありますが、それもありということで、できるだけ客観的に解説していきます。
ネタバレ注意です!

冨岡義勇と胡蝶しのぶは、公式のカップルなの?

公式のカップルではありません。

しかし、鬼滅の刃公式Xで「鬼滅の刃ポータルスペシャル音声コンテンツ」の画像が、義勇としのぶの2ショット!
なんとしのぶが、義勇と腕を組んでます!
これを見たら、誰だってカップルと思いますよ。

だがしかし、『鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐』の「柱相関言行録」の岩柱・悲鳴嶼の心の眼で見たなかで、義勇については「胡蝶と話すのが楽しいらしい」、しのぶについては「冨岡と話すのが楽しそう」のコメントに対し、甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と伊黒小芭内(いぐろおばない)については、はっきりと「好きらしい」と見ているので、義勇としのぶは恋愛まではいってないということですね。

作中の二人は、しのぶがたいていうれしそうに話しかけていて、義勇は無口であまりしゃべらないけど、まんざら嫌でもないという感じに見えます。
それに、もし義勇としのぶが相思相愛だったら、『鬼滅の刃』23巻最終話で、生まれ変わって「おばみつ」みたいに夫婦になっていると思います。

義勇としのぶはおたがい恋愛下手だし、しのぶはカナエ姉さん大好きだから、転生してもしのぶとカナエは姉妹になってましたね。
結局のところ、アニメと原作が違うことはよくあるので、どちらでも自分の納得する解釈でいいと思います。

冨岡義勇は胡蝶しのぶが好き?

義勇の「柱相関言行録」のしのぶについては、「よく話しかけてくれる。真面目で努力家。顔色が悪いことがある」と書かれています。

義勇は女性に対してよりも、煉獄には「好き。よく話しかけてくれる」や、悲鳴嶼に対しても「尊敬している。ちょいちょい話しかけてくれる。優しい人。好き」とコメントしてます。

作中では、悲鳴嶼と義勇の関わりがあまりないので、ここではじめて私は、義勇が悲鳴嶼を一番慕っていたんだなとわかりました。

義勇の人の見方は、自分に話しかけてくれるか、くれないか、悪口言われるか、怒られるかというとらえ方のようです。
そもそも義勇は人間関係というか、人づき合いが下手で、口下手でもあり、誤解されることもあるので、気軽に話せて理解力のあるしのぶと話すのが楽しかったのでしょう。

胡蝶しのぶは冨岡義勇が好き?

「柱相関言行録」のしのぶの義勇へのコメントは、「もう少し喋った方がいいと思う」だけで、実にそっけないです。

『鬼滅の刃』5巻の最後に、ワニ先生の感謝の言葉のページで「大正コソコソ噂話」があり、胡蝶しのぶが義勇について、どのように思っているかが書かれています。

「しのぶさんは義勇のことを天然ドジっ子だと思っているらしいよ。
鬼が目の前にいるのにボーッとしているから助けようとしたのに、ジャマをされたのでムッとしたみたいだよ。」とあるので、しのぶは面倒みがいいから、義勇を危なっかしいと思う反面、天然ぶりがおもしろくて、からかうのが楽しいのかもしれませんね。

5巻の本体・表紙の絵は、義勇につんつんするしのぶが描かれています。
「ねぇ義勇さん。ねえねえ、刀抜くんですか。抜かないんですか。どっちですか」
「何してるんですか?」と、しのぶはそっぽ向いてる義勇につんつんして、話しかけている姿がほほえましくてかわいいです。

4巻第29話前の幕間にも、しのぶが義勇につんつんしているイラストが描かれてます。
「ねえ富岡さん、ねぇねぇ。仲良くすればねぇいいのに。ねぇ」とつんつんしながら、義勇に話しかけているしのぶがとてもかわいいです。

義勇はまじめくさって、正座しています。
お館様・産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)の前なので、かしこまっているようです。
そうして二人はこの後、那田蜘蛛山へ行きます。

こんな二人のやりとり見たら、たいていの人は仲良しだと思うし、つきあっているのかなと思ってしまいますね。

那田蜘蛛山での二人のやりとりを考察!

那田蜘蛛山へ二人だけで行ったのではなく、栗花落カナヲと隠(かくし)たちを連れて乗りこみました。
義勇は伊之助を助け、しのぶは負傷した善逸を助けました。

義勇が下弦伍(ご)の鬼・累(るい)を倒したあと、鬼の禰豆子(ねずこ)を殺そうとしたしのぶを阻止します。
それでしのぶは、「どうして邪魔するんです富岡さん」と笑顔で言うものの、
「鬼とは仲良くできないって言ってたくせに。何なんでしょうか」
「そんなだから、みんなに嫌われるんですよ」と、さりげなくキツイことを言います。

「俺は嫌われてない」と、義勇が真顔で言うのを見て、ホント義勇は天然だなと私は思いました。

「あぁそれ…すみません。嫌われている自覚が無かったんですね」
「余計なことを言ってしまって申し訳ないです」と、ちょっと困った顔のしのぶの答えに、義勇の後ろ姿しか描かれてなかったので、義勇の表情や感情などはっきりしませんが、やっぱりグサッときたのかなと私は思います。

それでも、義勇は炭治郎と禰豆子を逃がそうとするので、しのぶは笑顔で「これ隊律違反なのでは?」と言います。

義勇はしのぶの小柄な体を自分の左脇で押さえ、しのぶを動けなくすると、「富岡さんのこれは隊律違反です」としのぶの表情は穏やかですが、こめかみに青筋がたっているので、内心イラついているよなぁと私は思いました。

もともとしのぶは勝気で短気なお嬢さんだから、義勇の意味不明の行動にイラついていると思いますね。

「鬼殺の妨害ですからね」
「どういうつもりなんですか?」
「なんとかおっしゃったらどうですか?」としのぶがしつこく聞くと、
さすがに義勇は困った顔で、「あれは確か二年前…」と話し出すので、

「そんな所から長々と話されても困りますよ。嫌がらせでしょうか」
「嫌われてると言ってしまったこと根に持ってます?」としのぶに言われると、義勇の驚きと衝撃の表情に、まさに追いうちをかけられて、グサッときたなと私は思いましたね。

それにしても、義勇のコミュニケーション能力の低さには、ちょっとドン引きしてしまいました。
いくら口下手でも、「禰豆子は人を食べない」とか「襲わない」とか、しのぶに言えばいいのにと、私は思ってしまいます。

それだから、柱たちからいろいろ誤解されて、嫌われてしまうのでしょう。
でも、義勇自身は他人が自分をどう見ているかなんて、全然考えてないようですね。
だから、「俺は嫌われていない」なんて、ホントに思っていたんでしょう。
さすがに、しのぶから「嫌われている」を連呼され、義勇は自覚せざるを得なかったようですがね。

さて話を戻して、しのぶは草履に忍ばせていた小刀を出し、それで義勇に切りつけようとした時に、鎹鴉(かすがいがらす)から炭治郎、禰豆子を拘束し連れ帰るべしといわれたので、あっさりとそれに従いました。

義勇の天然ぶりとしのぶの毒舌のからみが、おもしろい那田蜘蛛山の任務でした。
義勇がしのぶを脇締めしたシーンは、二人の関係はどうなんだろうと思わせ、興味をそそられましたね。

「笑わない君へ」のしのぶの義勇へのかかわり方を考察!

ライトノベル吾峠呼世晴・矢島綾著『鬼滅の刃 片羽の蝶』の第5話「笑わない君へ」は、臨時で柱たちが集まり冨岡を笑わせようとしたエピソードを、冨岡が炭治郎に語る話です。

お館様・産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)から、岩柱・悲鳴嶼に「義勇の心から笑った顔が見れたら、どんなにうれしいだろう」といわれ、お館様は冨岡が全く笑わぬことを気にされていた話をほかの柱たちにします。

心眼をもち耀哉から絶大な信頼をえている悲鳴嶼でも、義勇の心の奥底を見抜くことはできませんでした。
それに耀哉の言葉の真意も、悲鳴嶼にはわかりませんでした。
しのぶの方が耀哉の真意を見抜き、なんとか孤立した義勇を柱のみんなと仲良くさせたいと、耀哉の思っていることを伝えようとしますが、みんな聞く耳持ちません。
それにしのぶも、親身になって義勇をかばおうとはしませんでした。

そもそもなぜ義勇が、「俺はお前たちとは違う」と言うのか、その本心を理解しなければ、義勇がみんなと打ち解けることはムリです。
義勇はずっと最終選別のことを引きずって、ひたすら自分を責めていました。

しのぶは観察眼もあり、理解力もありますが、義勇の不器用で無口な性格としても、後ろ向きの姿勢に対して疑問に思わなかったようで、結局義勇に深く関心がなかったのだろうと思います。

さて、しのぶは不死川実弥(しなずがわさねみ)に義勇の好物を教えますが、義勇は実弥の誘いをあっさり断り、仲よくなるどころかもっと険悪な状況になってしまい、義勇はさらに孤立するはめになりました。

だから、耀哉は柱稽古のとき、炭治郎に義勇のことを頼んだのでしょう。
炭治郎も耀哉のたのみを額面通り受けとりましたが、炭治郎は錆兎とのことを知っていたので、義勇もようやく錆兎との約束を思い出し、前向きにみんなと向き合えるようになりました。

『鬼滅の刃 冨岡義勇外伝』での二人の関係について考察!

吾峠呼世晴監修平野稜二作のマンガ「冨岡義勇外伝」では、胡蝶しのぶは柱なりたてで、義勇と合流して任務をおこなったときの話です。

北の雪山のマタギ(猟師)が、何人も喰われている事件を二人で解決しました。
しのぶがいなかったら、義勇は誤解されて警察につれていかれるところでしたよ。

ここでもしのぶは「冨岡さん」と呼んで、つんつんしながら「偶然ですねぇ。こんなところで」
「相変わらず口下手で安心しました」と、笑顔で軽く皮肉を言ってました。

義勇は口下手なのに、父親が鬼になってしまい、失意のドン底の娘の八重(やえ)に、「…言伝(ことづて)だ。おそらくお前に向けて…―『生きろ』と」、どうして心に響く言葉を言えるんだろうと私は思いました。

それに義勇はしのぶにも「忘れるな胡蝶」
「俺たちは“柱”だ」と、一言ズバッと言う義勇が、なぜか「カッコいい!」と私は思えてしまいます。

初めて炭治郎に会ったときに言ったセリフもかっこよかったですが、義勇はこんなに話下手なのに、時たま決めゼリフを言うのはなぜでしょうか?
不思議です。
でも、これはきっと義勇の人柄から、にじみ出る言葉なんでしょうね。

任務が終わって二人の食事シーンで、しのぶが「冨岡さん変わりましたね」と、あったかいかけそばをすすりながら言いました。
「ん―…上手くは言えないんですけど、冨岡さんって、こうもっと骨まで冷えてる人だとばかり…」
「あの言葉…冨岡さんなりに気を回されたのでしょうけど」
「私にご高説垂れておいて」
「あなたの方こそ、何か心変わりすることがあったんじゃないですか?」

さすが、しのぶ鋭いですね。
そのとき義勇は、炭治郎と初対面のできごとを思い出していました。
あのとき下した判断は、正しかったのか迷う義勇。

それでも、「…たとえ何が起きても、俺の芯は揺らぐことはない」
「誰よりも強い九人の剣士」
「俺たちは文字通り鬼殺の“柱”だ」

「だからこそ俺たちは、忘れてはならない」
「己が剣は誰の為に振るうのか」
「誰を護る為にあるのか」
「支えるものがあってこそ」
「柱は柱足りえる」

「……ふふ、なんだか煙に巻かれたよう」
「相変わらず生きづらそうで何よりです」と、しのぶは笑顔で皮肉を言いました。
しのぶの言う通り!私も同感です。
ホント生きづらいですね。

最後に義勇の好きな鮭大根が出たとき、ぱああっと義勇から光が差し、しのぶと店のおじさんがサーッと引きました。
「…いや…冨岡さんの笑顔みるの初めてで…その……あのこっちに顔向けないで食べてもらえますか?すみません…」と、しのぶがすっかりうろたえて言いました。

しのぶにとっては、冨岡の貴重な笑顔を見れたことはうれしいより、気持ち悪いのかなんなのか、あまり感じよくなかったようですね。

そんなこんなで二人は、なかなかいいコンビですね。(笑)

それから、このマンガの作者からのメッセージに、本編では義勇は「俺は水柱じゃない」と言っているのに、なぜここでは「俺たちは柱だ」と言っているのか、説明がありました。

新人の柱のしのぶに「俺たちは柱という立場だから、しっかりしないといけないよ(柱として任命された以上お互い頑張ろう)」という冨岡なりの気遣いということです。
義勇は無愛想だけど、人に対して無関心ということではなく、彼なりに思いやりの心があるんですね。

でも、それが言葉足らずで、うまく伝わらないことの方が多いのではないしょうか?
私は、そんな気がします。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました