鬼滅の刃・胡蝶カナエ死亡!誰に殺された?死亡シーンを徹底解説!

鬼滅のキャラクター

『鬼滅の刃』の胡蝶カナエは、胡蝶しのぶの姉です。
マンガの本編では、胡蝶カナエは、しのぶと不死川実弥(しなずがわさねみ)の回想シーンと7巻の番外編にしか出てきません。
ライトノベル『鬼滅の刃 片羽の蝶』にも登場しています。

では、胡蝶カナエはなぜ死んだのかについて、くわしく解説します。
ネタバレ注意です!

胡蝶カナエ死亡は何話?

『鬼滅の刃』6巻第50話で、炭治郎が機能回復訓練しているときに、しのぶは炭治郎に自分の夢を託そうとして、姉の死を語っていました。

『鬼滅の刃』16巻第141話と142話で、しのぶの回想シーンのなかで、今わのきわのカナエとのやりとりが描かれています。

『鬼滅の刃』19巻第162話の幕間の「大正コソコソ話」で、カナエの死亡年齢が書かれています。

胡蝶カナエはいつ死んだのか?殺した鬼は?

カナエは17歳で、童磨に殺されました。
死因は、おそらく童磨の扇から舞い散らす“粉凍り(こなごおり)”でやられたのでしょう。
これは、凍てついた血を霧状にして扇でまき散らし、相手がそれを吸いこむと、肺胞が壊死してしまう童磨の血鬼術です。

童磨はカナエと戦い、カナエを食べるつもりでしたが、朝日がのぼったのでカナエを置いて、急いで逃げていきました。
もし朝になる前にカナエが食べられていたら、しのぶは仇の鬼もわからず、自分の体に毒をためることもなかったかもしれません。

とにかく胡蝶しのぶは、最愛の姉を亡くしましたが、胡蝶屋敷の人たちとお葬式ができて、姉を手厚く葬ることができたので、まだ気持ちの整理ができたのではと私は思います。
愛する人が、突然残酷に殺されてしまうなんて、のこされた家族や友人たちの悲しみ、怒り、憎しみは筆舌に尽くしがたいです。
しのぶが、ずっとずーっと心の奥底で怒って、鬼を憎んでいた気持ちもよくわかります。

童磨はしのぶと戦う前に、聞かれもしないのに名乗っていましたが、カナエが童磨と戦ったときは、おたがい名乗らなかったようです。
だから、しのぶは初め童磨に会ったとき、まだ姉の仇とわかりませんでした。
では、なぜ姉カナエの仇とわかったのでしょう?

胡蝶カナエの最後の言葉は?妹しのぶは復讐を誓う!

カナエが妹しのぶの腕の中で、死に際に言った最後の言葉で、しのぶは童磨が自分の姉を殺した鬼だとわかりました。

「頭から血をかぶったような鬼だった。
にこにこと屈託なく笑う。
穏やかに優しく喋る。
その鬼の使う武器は鋭い対(つい)の扇」

しのぶの目の前で童磨は、まさに両手にもつ大きな鋭い扇で、信者の女性を切り裂いたのでした。
それで、しのぶは童磨の自分勝手な独善的な発言に怒りマックス!
姉の仇にブチギレる!

しかし、姉のカナエ自身本当のところは、しのぶに鬼殺隊をやめてほしかったのです。
「普通の女の子の幸せを手に入れて、お婆さんになるまで生きて欲しいのよ」

それでも、しのぶは、
「嫌だ。絶対辞めない。姉さんの仇は必ずとる」
「言って!!どんな鬼なの」
「どいつにやられたの…?」
「カナエ姉さん言ってよ!!お願い!!」
「こんなことされ、私普通になんて生きていけない!!」と懇願したので、カナエは鬼の情報を教えました。

しのぶは姉の最後の願いを受け入れられなかったから、せめて姉が好きだと言ってくれた笑顔をたやさず、姉の想いを受けつぎ、哀れな鬼を救う方法を考えねばと、律儀にがんばってきたのだと思います。

しかし、しのぶは姉と違って鬼殺隊に入ったのは、鬼に対する怒りと憎悪のためです。
いくらしのぶが姉のカナエのように振るまおうとしても、どうしても無理があり疲れたので、それでやさしい炭治郎に姉の想いを託したのでした。

しのぶは見るからに小柄で、鬼殺隊のなかで鬼の首を切れない剣士と言われてました。
それなのに、どうして鬼殺隊に入れたのでしょうか?
それについては、本編以外のライトノベルでそのいきさつが述べられています。

胡蝶カナエ・しのぶ姉妹の過去

『鬼滅の刃 片羽の蝶』について

この作品は、吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)・矢島綾著のライトノベルです。
胡蝶姉妹が、悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)に助けられてから、悲鳴嶼の家に押しかけ鬼殺隊に入らせてほしいと頼むが、悲鳴嶼は頑として断るも姉妹も引き下がらず、とうとう根負けした悲鳴嶼が姉妹に試験をして、二人は見事に合格したので育手を紹介してもらったエピソードが語られています。

悲鳴嶼は沙代に裏切られたトラウマを抱えていたので、まだ幼い胡蝶姉妹にかかわるのを警戒していました。
悲鳴嶼はこの幼い姉妹もいつ手のひら返しで、自分のことを責めるのかと疑っていたのでした。

しのぶはかつて悲鳴嶼にも同じように、
「普通の娘として幸せに生きろ。好いた男と結婚し、子を産み、しわくちゃになるまで」と言われましたが、

「目の前で父さんと母さんを殺されたのよ!?それで、何もなかったように生きれると思う!?できるわけない……できるわけないじゃない!!普通に生きることが幸せなの!?自分を騙して、忘れたふりして暮らすのが幸せなの!?そんな幸せなら私はいらない!!そんなの死んでるのと同じじゃない!!」と、しのぶは叫び反論しました。

ここで私は、言い出したら聞かないしのぶの性格をよく知っていたので、姉のカナエも最期でしのぶに鬼殺隊をやめなさいと言ったものの、結局童磨のことを話したんだなと思いました。

さて、悲鳴嶼の試験は修業用の大きな岩を動かすことで、しのぶは出来ないと怒りましたが、悲鳴嶼が容赦なく厳しく言いました。

「出来なければ、誰かが死ぬ。守るべき者が殺される。そんな状況でも、お前はまだ生温(なまぬる)い言い訳を口にするのか」

「出来る出来ないではない。出来なくとも、やらねばならない。力が及ばずとも、何を犠牲にしようとも、己のすべてを賭してやり遂げろ」
「鬼狩りになるというのは、人の命を背負うというのはそういうことだ」

出来なくても、やらねばならないとは厳しすぎますよね。
今の私たちの感覚では、悲鳴嶼行冥の言うことはあまりにもムチャぶりだと思いますが、昔の日本も戦争中や江戸時代の武士とかも、こんな意識だったと思います。

このセリフで、私は改めて思い出したのが、鬼殺隊の隊士になることは、死を覚悟の上でなるものだから、みんな遺書を書いてたんですよね。
最終選別生き残りをかけての7日間サバイバルも、本当に隊士になれるかどうかをふるいにかけるのも私にはわかる気がします。

さて、話を戻して、こんな無理なこと言われたら、大体の人はあきらめて帰るのに、胡蝶姉妹は二人力を合わせて、力の限りテコを使って岩を動かしました!
私は胡蝶姉妹の意志の強さに驚き、こんなきゃしゃな女の子が、テコを使ったとしても、それでも重たくて大変だったろうに、ただただ私はスゴイと思いました。

悲鳴嶼も驚き、すっかり姉妹を認めて、「カナエ、しのぶ―よくぞ、やり遂げた」と、初めて下の名前で呼びかけてほめました。
こうして姉妹は、それぞれ別の育手を紹介してもらい旅立ちました。

ちなみに、この「片羽の蝶」という題名ですが、片方の羽、二つ一組の片われという意味です。
つまり、胡蝶姉妹は二人で一つということで、姉カナエを失ったしのぶは片方の羽で、必死で飛ぼうとしていたのだと私は思いました。

胡蝶カナエは、童磨戦のしのぶになぜ厳しい言葉を言ったのか考察!

『鬼滅の刃』16巻第141話のしのぶと童磨の戦いで、カナエが出てきて私はビックリしましたが、もっとビックリしたのは、その厳しい言葉でした!

「しっかりしなさい。泣くことは許しません」
「立ちなさい」

しのぶはしどろもどろで、
「立てない失血で、左の肺もざっくり斬られて、息もできないの」と言っても、

「関係ありません。立ちなさい。蟲柱(むしばしら)胡蝶しのぶ」
「倒すと決めたなら倒しなさい」

「勝つと決めたのなら勝ちなさい」
「どんな犠牲を払っても勝つ」

「私ともカナヲとも約束したでしょう」
「しのぶならちゃんとやれる」
「頑張って」と、カナエは涙目でしのぶの肩に手をおき、顔を近づけて言いました。

姉のカナエは、純粋に炭治郎のように思いやり深い人でした。
カナエは本心で、鬼自身の哀れな因果から解放してあげられると思っていました。
なのにどうして、カナエは瀕死のしのぶにこんな厳しいことを言うのだろうと、私は不思議に思いました。

でも、「片羽の蝶」の悲鳴嶼のこのセリフで、カナエの真意がわかりました。
カナエの心には、この言葉が焼きついているのだと私は思いました。

「出来なくとも、やらねばならない。力が及ばずとも、何を犠牲にしようとも、己のすべてを賭してやり遂げろ」
「鬼狩りになるというのは、人の命を背負うというのはそういうことだ」

ましてや、鬼殺隊の最上級ランクの柱であれば尚のことです。
はじめカナエは、悲鳴嶼に「鬼狩りなるべきではない」と言われたとき、
「まだ壊されていない誰かの幸福を守りたい。アナタが私たちにしてくれたように……アナタがしのぶを守ってくれたように、私も誰かの大切な人を守りたい。そうすることで、悲しみの連鎖を止めたいんです」

「その結果、自分や妹が死ぬことになってもか?」と悲鳴嶼が問うと、カナエは「覚悟の上です」と答えました。

胡蝶カナエは、鬼狩りになると決めたときから、自分も愛する妹さえも、鬼を倒すためなら命を捧げると、覚悟していたことがよくわかりました。
私は、この胡蝶姉妹の並々ならぬ想いに本当に感動しました。

ビジュアル的に二人とも、蝶の髪飾りや蝶の羽織もキレイで可愛いし、美人のお嬢さんたちだと見た目で判断していましたが、こんな重いハードな人生を乗りこえてきたのかと知ると、私はもう脱帽しました。

それでも、胡蝶カナエは死ぬまぎわで、「鬼殺隊を辞めなさい」と言ったのは、しのぶには童磨や上弦の鬼を倒すことはムリだと思ったからです。
だから、しのぶには姉の想いに従って「鬼殺隊をやめる」選択肢もあったわけです。
でも、しのぶが選んだのは、かたき討ちでした。

カナエの本心は、しのぶにはやっぱり普通に生きてほしいと思いましたが、もう一方でしのぶの気性もよく知っているから、自分の選んだ道をつらぬけと思ったのでしょう。

「蟲柱 胡蝶しのぶ」の言葉の深さ、重さ。
こんな非力なお嬢さんが、柱になるなんて誰が想像できたでしょう。
悲鳴嶼と会ったころの二人では、とうてい柱どころか、鬼殺隊の隊士だってムリと思われるぐらいだったのに、しのぶは特に小さかったので尚さらです。

カナエにしてみれば、しのぶが鬼殺隊をやめないと決めたからには、柱として力不足でも、己のすべてを賭してやり遂げなさいということなのでしょう。
胡蝶カナエは、花柱として全力でやり遂げました。

それをふまえると、カナエはしのぶが心折れそうになったから、励ますため優しい姉としてではなく、あえて同じ柱として厳しく言ったのだと私は思います。
それでも、カナエはしのぶの肩に手をおいて、涙目で「しのぶならちゃんとやれる。頑張って」と励ました姿に、やさしさがにじみ出ていると感じました。

しのぶの死は確定していたから、カナエはしのぶを迎えに来たのかもしれませんね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

ほかにも胡蝶しのぶについて、詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

☞「胡蝶しのぶは捕食されるため毒を体内に?姉の敵童磨への怒り!」

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