『鬼滅の刃』では男女の色恋が少ないので、「おばみつ」のカップリング名がつくこの二人の関係は、ファンの間でとても注目されてました。
甘露寺蜜璃(かんろじみつり)と伊黒小芭内(いぐろおばない)の関係は、『鬼滅の刃』本編では最期ぐらいしかきちんと描かれてないので、全体を通してわからない部分があります。
なので、できるだけ全体を通して二人の関係が、わかるようにまとめてみました。
いつものごとくネタバレ注意です!
甘露寺蜜璃 ♡伊黒小芭内の出会いは?
『鬼滅の刃』22巻第188話悲痛な恋情の最後のページに、「大正コソコソ話」として二人の出会い馴れ初めが書かれていて、要約すると以下の通りです。
「伊黒は生い立ちのせいで、女性が苦手です。
女性への恐怖や嫌悪感を克服することができず、鬼殺隊の女性はそのいきさつや覚悟も、痛々しくかわいそうなので、それも苦手でした。
突然蜜璃ちゃんに話しかけられた時は、かなりギョッとしたのですが、その明るさや素直さ、優しさが、あまりにもまぶしく、自分が生まれてから見た何よりも美しいと、伊黒は感じました。
初対面にも関わらず、蜜璃がめちゃくちゃしゃべるので、甘露寺家の家族構成、猫の名前と特徴、好物や猫同士の力関係まで、把握することができました。
蜜璃は自分ちの猫4匹のかわいさを熱く語り、伊黒あっけにとられた感じで、蜜璃を見つめ、初対面なのに、見たことない猫に詳しくなりました」
『鬼滅の刃』23巻200話で、伊黒が初めて出会ったことを話し、蜜璃が「伊黒さん…お館様のお屋敷で迷ってた私を…助けてくれた…」と答えてたので、初めての出会いは、お館様のお屋敷ということです。
ライトノベル『鬼滅の刃片羽の蝶』第3話「甘露寺蜜璃の隠し事」では、「伊黒は蜜璃が入隊した当初からやさしかった。何かにつけて気にかけてくれた」と書かれています。
「煉獄杏寿郎外伝」前編で、桜の季節に煉獄さんが、弟子の蜜璃に自分とお揃いの羽織を、入隊祝いに贈りました。
煉獄さんはその当時、階級は甲(きのえ)で最上級の隊士でした。
だから、炎柱の羽織ではなく、普通の白い羽織です。
蜜璃が入隊して、しばらく過ぎてからもらいました。
伊黒とお屋敷で出会った時、蜜璃はその白い羽織を着てました。
1コマだけで、蜜璃は刀を差してるようには見えませんが、羽織で隠れていただけかもしれません。
以上のことを総合的に見ると、私が思うにお館様のお屋敷で入隊式でもあったのですかね?
通説では柱合会議での出会いですが、「甘露寺蜜璃の隠し事」では、入隊した当初から出会ってるようなので、どのように解釈してよいのやら…。
そもそも産屋敷邸の場所は秘匿(ひとく)され、隠(かくし)の案内なしには行けませんし、ましてや一介の隊士が、おいそれと出入りできる所でもありません。
そう考えると、柱合会議で出会ったのでしょうか?
『鬼滅の刃』23巻第200話の伊黒のセリフで、「柱になるまで苦しい試練もあっただろうに」と言っているので、やはり蜜璃は柱になり柱合会議にはじめて行ったとき、伊黒と出会ったということですよね。
ということで、ライトノベルは別の作者が書いているから、入隊当初のことは軽くスルーすればいいわけですね。
甘露寺蜜璃♡ 伊黒小芭内の関係は恋人同士?
おばみつは相思相愛なのに告白できない理由
『鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐』の甘露寺蜜璃の「大正コソコソ噂話」で、以下のように述べられてました。
「年頃のお嬢さんなので異性にドキドキしてしまいますが、文通したり、特別親切にしてくれる伊黒さんが特に好きだったようです。
告白しようと思う時もありましたが、お見合いのトラウマがあったのと、伊黒さんはみんなに親切なのだと勘違いしていて、なかなか気持ちを伝えることができなかったようです。
実際のところ伊黒さんが特別親切なのは、蜜璃ちゃんだけでした」
伊黒の方がもっと複雑で、業(ごう・カルマ)が深すぎです。
『鬼滅の刃』22巻第188話の回想シーンで、自分は人を殺して、私腹を肥やす、汚い血族の人間だから、まず一度死んで汚い血が流れる肉体ごと取りかえなければ、蜜璃のかたわらにいることすら、はばかれると伊黒は思ってました。
そのうえ伊黒はいけにえの自分が逃げたことで、 五十人の身内が鬼に殺され、その恨みを一身に受け、従姉妹の罵詈雑言(ばりぞうごん)で、彼の心はひどくエグられ、重いトラウマとなりました。
おたがい相思相愛にもかかわらず、それぞれのトラウマで言い出すこともできず、たとえ蜜璃が思い切って打ち明けたとしても、深い業を背負った伊黒は、素直に喜べず悩んだことでしょう。
甘露寺蜜璃の靴下
蜜璃は大食漢を気にしてましたが、伊黒と食事に行ったとき、小食な彼は蜜璃をとがめるどころか、更に注文してくれました。
露出の多い隊服を恥ずかしく思いながら、しのぶのように縫製係の前で焼き捨てることもできずにいる蜜璃に、恩着せがましいことは何もいわず、無造作に縞々の長い靴下を差し出しました。(「甘露寺蜜璃の隠し事」より要約して抜粋)
『公式ファンブック鬼殺隊見聞録』の「鬼殺隊報≪号外≫大正コソコソ噂話」では、伊黒は蜜璃が隊服を恥ずかしがって、もじもじしていたから靴下をプレゼントしたと書かれています。
はちきれそうな胸の谷間もあられもないですが、ミニスカートのナマ足では冬は寒いですし、伊黒はそれも気づかって、あげたのではないかと私は思います。
『鬼滅の刃』14巻第124話で、二人の食事場面が描かれて、蜜璃が嬉しそうに天丼の大盛りを食べているのを、伊黒が横から見つめてます。
そして伊黒が照れながら、蜜璃に靴下を渡している姿があり、漫画では1コマだけでしたが、アニメだと、二人の食事場面で伊黒がプレゼントする様子が、オリジナルで描かれています。
ちなみに蜜璃が胸♡キュンキュンで、伊黒のプレゼントに感激しているシーンは、アニメ『鬼滅の刃』刀鍛冶の里編第10話です。
甘露寺蜜璃と伊黒小芭内の文通
二人の文通について、『鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録』の「鬼殺隊報≪号外≫大正コソコソ噂話」で、柱の中で気になる人は全員ですが、特に伊黒さんと食事や文通する時が楽しいとのことです。
『鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録・弐』の「恋柱・甘露寺蜜璃から見た柱たち」で、蛇柱に対して「手紙の文章が素敵!」と書かれてます。
「甘露寺蜜璃の隠し事」では、伊黒が胡蝶しのぶに、蜜璃との手紙について話をしたとき、しのぶが内心「アナタのように甘露寺さんと頻繫(ひんぱん)に文通しているわけじゃないんですよ」と、思っていることが書かれてました。
他にも私の印象に残ってるのは、アニメ『鬼滅の刃』柱稽古編第5話で、伊黒が蜜璃からの手紙を読んで、竈門炭治郎(かまどたんじろう)に激しく嫉妬している場面です。
ジェラシーめらめらネチネチの伊黒が、こわぁぁーーっと私は思いました。
甘露寺蜜璃♡ 伊黒小芭内の最後は?
甘露寺蜜璃の最期は、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の斬撃を受けても、なお立ち上がり竈門炭治郎(かまどたんじろう)を助けようとして、最後の力を振りしぼり無惨の腕を引きちぎり、また斬撃を受け死に至りました。
伊黒小芭内の最期は、無惨との最後の血戦で冨岡義勇(とみおかぎゆう)、悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)、竈門炭治郎(かまどたんじろう)、吾妻善逸(あがつまぜんいつ)、嘴平伊之助(はしびらいのすけ)、鬼殺隊の隊士たちと共に無惨を倒して逝きました。
伊黒は無惨の斬撃や衝撃波を受け、失明していましたが、蛇の鏑丸の視覚を借り、紙眼も使い、もはや限界なのに気力で戦い、最期は自分の羽織で蜜璃を包み抱きしめ、告白して命尽きたようです。
ちなみに、伊黒が蜜璃に羽織をかぶせたのは、愛する人の血まみれの姿をさらしたくなかったからだと思います。
炭治郎が鬼になったとき、伊黒は戦ってません。
炭治郎を無惨から引き離すため、彼を上に持ちあげる故人たちの一人に、伊黒の白黒羽織の腕がありました。
なので、この時点で伊黒は、亡くなっていたと思われます。
私の想像ですが、伊黒は蜜璃を抱きしめたまま、横たわって亡くなったのだと思います。
そして、無惨が完全に死んだのを見届けてから、二人は仲良く手をつないで三途の川を渡り、お花畑を楽しく歩いて行ったのかなぁと想像してしまいます。
甘露寺蜜璃♡ 伊黒小芭内は来世で結婚を誓ったのか?
伊黒小芭内は、甘露寺蜜璃と出会ってから、
「無惨を倒して死にたい」
「どうかそれで俺の汚い血が浄化されるよう願う」
「鬼のいない平和な世界で、もう一度人間に生まれ変われたら」
「今度は必ず君に好きだと伝える」と願っていました。
『鬼滅の刃』23巻第200話「勝利の代償」
無惨を倒した二人の今わの際の告白シーンは感動!!
涙腺崩壊です!!
小芭内は蜜璃に助けてくれたと言われたのに対し、自分の方が救われたと答えました。
「ささいな事ではしゃいで鈴を転がすように笑い」
「柱になるまで苦しい試練もあっただろうに、それを少しも感じさせない」
「君と話していると、とても楽しい」
「まるで自分も普通の青年になれたようで幸せだった」
「他の皆もきっと同じだったよ」
「底抜けに明るく優しい君は、たくさんの人の心をも救済している」
「胸を張れ」
「俺が誰にも文句は言わせない」
蜜璃は感激して、好きだと小芭内に告白。
「また人間に生まれ変われたら、私のことお嫁さんにしてくれる?」と聞くと、
「勿論だ」
「君が俺でいいと言ってくれるなら」
「絶対に君を幸せにする」
「今度こそ死なせない。必ず守る…」と小芭内は誓いました。
そうして、二人は来世でめでたく結ばれたことが、『鬼滅の刃』23巻最終話に少しだけ描かれています。
甘露寺蜜璃 ♡伊黒小芭内の関係での感想
二人はそれぞれトラウマを抱えながらも惹かれ合い、仲むつまじくしている様子がほのぼのとして、私自身も心が和みました。
「甘露寺蜜璃の隠し事」での伊黒と蜜璃の会話が、私には面白かったですね。
特に伊黒が蜜璃に、「甘露寺の薔薇色の頬を傷物にした塵(ゴミ)」「その塵は万死に値する」と言い、朝なのに気が動転して、鬼を倒しに行こうとする伊黒の姿が、こっけいに見えて、なんだか私は親しみを覚えました。
「薔薇色の頬」と、蜜璃に面と向かって言うところを見ると、手紙ではもっとロマンチックなことを書いてるのではと、私は想像してしまいます。
手紙には「君の輝く瞳」とか、「鈴の音のような笑い声」「山桜のような美しい髪」などなど、賛美する言葉が、いっぱい散りばめられてるんでしょうね。
他の人たちにはネチネチと嫌味な伊黒なのに、蜜璃だけはまるで別人のように接するのでビックリでした。
蜜璃の方も、伊黒のネチネチしたところが素敵と思えるのだから、すごいなぁと私は思います。
来世で二人は、メガ盛り定食屋の仲良し夫婦となったのだから、本当によかったと思います。(笑)
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
*他にも甘露寺蜜璃について総合的に深掘りしたレポートがありますので、こちらもお読みくださいませ!
☞甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の可愛い魅力など総合的研究レポート!



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